ホームページ制作で最初に考えることはデザインより導線|制作前に整理したい4つの問い
ホームページを作ろうと思ったとき、真っ先に「どんなデザインにしよう」「どんな色や画像を使おう」と考えていませんか?
もちろん、デザインはホームページの印象や世界観を伝える大切な要素です。
しかし、デザインを決める前に整理しておきたいのが、ユーザーを問い合わせ・予約・購入などのゴールへ導く「導線」です。
導線が決まっていないままデザインを作り始めると、見た目はきれいでも、
- 誰に向けたホームページなのかわからない
- 必要な情報を見つけにくい
- 次にどのページを見ればよいのかわからない
- 問い合わせや予約につながらない
といった問題が起こることがあります。
今回は、問い合わせにつながるホームページを作るために、デザインより先に考えておきたい導線設計と、制作前に整理したい4つの問いについて解説します。
そもそも「導線設計」とは?
導線設計とは、ホームページを訪れたユーザーが必要な情報を確認し、問い合わせ・予約・購入などのゴールへ進めるよう、あらかじめページや情報の流れを設計することです。
実店舗で考えると、看板を見て店内に入り、商品を見比べ、レジで購入するまでの案内や売り場の配置に似ています。
どこに何があるのかわからない店舗では、お客様は目的の商品を見つけられず、購入せずに帰ってしまうかもしれません。
ホームページも同じです。
サービスに興味を持って訪れても、
- 知りたい情報が見つからない
- 料金や利用方法がわからない
- どこから申し込めばよいのかわからない
という状態では、問い合わせる前にページを離れてしまう可能性があります。
ユーザーが迷わず必要な情報を確認し、納得したうえで行動できる流れをつくることが導線設計です。
「導線」と「動線」の違い
似た言葉に「動線」があります。
- 導線:運営側が意図して設計する、ユーザーをゴールへ導くルート
- 動線: ユーザーが実際にホームページ内を移動したルート
まず導線を設計し、公開後はアクセス解析などで実際の動線を確認しながら改善していきます。
制作前に整理したい4つの問い
Kotonovaでは、ホームページの見た目を決める前に、次の4つを整理します。
1.誰に見てもらうのか
最初に考えるのは、ホームページを誰に見てもらいたいのかということです。
「できるだけ多くの人に見てほしい」と考えて対象を広げすぎると、かえって誰にも響かない内容になってしまうことがあります。
たとえば、次のような情報を整理します。
- 年代や居住地域
- どのような悩みを抱えているのか
- サービスを選ぶときに何を重視するのか
- 申し込む前に、どのような不安を感じるのか
- どのような言葉や雰囲気に安心するのか
大切なのは、年齢や性別などの条件だけでなく、ユーザーの悩みや価値観まで考えることです。
見てほしい相手が明確になると、ホームページに掲載する情報や言葉、写真、デザインの方向性も決めやすくなります。
2.どこからホームページへ来るのか
次に考えるのは、ユーザーがどこでサービスを知り、どのような経路でホームページを訪れるのかということです。
主な流入経路には、次のようなものがあります。
- InstagramなどのSNS
- GoogleやYahoo!などの検索エンジン
- Googleマップ
- Web広告
- チラシやショップカードのQRコード
- 知人や既存のお客様からの紹介
どこから訪れるかによって、ユーザーがすでに知っている情報や興味の深さは異なります。
たとえば、Instagramを継続して見ているユーザーは、すでに世界観や人柄を知っているかもしれません。
一方、「ホームページ制作 長野」などのキーワードで検索したユーザーは、複数の事業者を比較しながら、サービス内容や料金、実績を確認している可能性があります。
流入経路とユーザーの心理を考えることで、ホームページを訪れたときに最初に見せるべき情報が明確になります。
3.最終的に何をしてほしいのか
ホームページを見たユーザーに、最終的にどのような行動を取ってほしいのかを決めます。
Webマーケティングでは、問い合わせや予約、購入などのゴールとなる行動を「コンバージョン」と呼びます。
ホームページの目的によって、設定するゴールは異なります。
- 問い合わせフォームから相談してもらう
- 無料診断を申し込んでもらう
- 公式LINEに登録してもらう
- 来店や施術を予約してもらう
- オンラインショップで商品を購入してもらう
- 資料を請求してもらう
ホームページに複数のゴールを用意する場合でも、最も優先したいメインゴールを決めておくことが大切です。
ゴールが明確になることで、どのページにどのボタンを配置し、どのような言葉で案内すればよいのかを考えやすくなります。
4.どのような順番で情報を伝えるのか
ターゲットと流入経路、ゴールが決まったら、ユーザーが納得して行動できる情報の順番を考えます。
たとえば、次のような流れです。
1. 共感する
「このようなお悩みはありませんか?」
2. 解決策を知る
「このサービスで、どのように解決できるのか」
3. 特徴や強みを理解する
「ほかのサービスと何が違うのか」
4. 実績やお客様の声を確認する
「本当に信頼して任せられるのか」
5. 料金や利用の流れを確認する
「費用はいくらで、申し込み後はどう進むのか」
6. 問い合わせや予約へ進む
「まずは無料で相談してみよう」
サービスに関心を持ったユーザーでも、疑問や不安が残ったままでは、すぐに問い合わせるとは限りません。
ユーザーが知りたい情報を適切な順番で伝え、疑問や不安を少しずつ解消することで、自然に次の行動へ進みやすくなります。

導線という骨組みがあってこそ、デザインが生きる
ホームページ制作における導線は、建物でいう「間取り」に似ています。
どれほどおしゃれな家具や照明をそろえても、部屋の配置や移動経路が使いにくければ、快適な空間にはなりません。
ホームページも、まずは次の順番で考えることが大切です。
1. 誰が、どこから、何を求めて訪れるのかを整理する
2. 問い合わせや予約などのゴールを決める
3. ゴールまでに必要な情報とページの流れを設計する
4. 内容や導線が伝わりやすいデザインに整える
デザインを後回しにするという意味ではありません。
**伝える相手と内容、問い合わせまでの流れを決めたうえで、その魅力をよりわかりやすく届けるためにデザインする**ということです。
土台となる導線が明確であれば、色や写真、レイアウトにも役割を持たせられます。
ホームページ公開後も導線の見直しは必要
導線設計は、ホームページを公開したら終わりではありません。
アクセス解析などを確認すると、
- どのページがよく見られているか
- どのページで離脱しているか
- どのボタンがクリックされているか
- どの媒体から訪問しているか
といった、ユーザーの実際の行動が見えてきます。
設計した導線と実際の動線を比較し、必要に応じて文章やページ構成、ボタンの位置などを改善していくことで、ホームページを少しずつ育てていけます。
まとめ|デザインを始める前に、4つの問いを整理しよう
ホームページ制作では、色や写真を選ぶ前に、まず次の4つを整理しましょう。
1. 誰に見てもらうのか
2. どこからホームページへ来るのか
3. 最終的に何をしてほしいのか
4. どのような順番で情報を伝えるのか
この4つが明確になると、必要なページや情報、問い合わせまでの流れが見えてきます。
そして、その導線をわかりやすく、魅力的に伝えるためにデザインがあります。
「これからホームページを作りたいけれど、何から始めればよいかわからない」
「現在のホームページの導線を見直したい」
そんな方は、Kotonovaにご相談ください。
Kotonovaでは、見た目を整えるだけでなく、InstagramやGoogleからホームページ、問い合わせまでをつなぐ導線を考えたホームページ制作をご提案しています。
まずは無料ホームページ診断から、お気軽にご相談ください。





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